Welcome back♥

「原田先生ですか？ペンを私の机の上に置いてくださったのは。」
と、理事長の畠中ルイザ先生。

「いえ、私ではありません。」

そうすると、
「私、このペンをずっと捜していたのよ。書きやすいのでとっても気に入っていたのだけれど、2週間前になくなってしまって･･･。捜すのを諦めて新しいのを買った方がと思いつつも、普連土だからきっと戻ってくるかもしれないと。そうしたら、ペンとペンシルケースが戻ってきたの。本当に嬉しい！」と。

そうなんです。普連土はものが戻ってくるのです。
私の黒と赤の2色ボールペンも何ヶ月かの旅を経て返ってきたのです。
「これ、原田さんのでしょ。」と、ある日、事務の方から渡されました。何処で紛失したか、何処に置き忘れたか、全くわからなかったのですが、ちゃんと私の元に戻ってきたのです。

普連土は善意が宿っている学校なのです。

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畠中先生のペンとペンシルケース一式

戻ってきた2色ボールペン