2018年度校友会総会が開催されました。

sk01 2018年度校友会総会が開催されました。

事務会後は、伊藤先生のソロと校友会コーラス部の演奏を楽しみました。今年も100名を超える校友生が集まり、懐かしくも楽しい会となりました。




開催日時:2018年6月2日(土)11時~14時30分
総会会場:新渡戸稲造ホール
参加者: 127名(来賓4名、校友生123名―44回生~125回生)




★開会礼拝 讃美歌452番

聖書「ピリピ人への手紙」第4章4節~9節
讃美歌533番






sk03 ★普連土学園理事長挨拶  理事長 畠中 ルイザ先生

【内容】
 毎年、この日を楽しみにしている。
 今年、70歳になった。3か月前に83回生の同窓会に招待された。83回生が還暦になるということで、出会ってから48年も経つことに驚きでいっぱいだ。
 その同窓会では、皆個性的で人の役に立つ仕事やボランティアをしている。これは、普連土学園の卒業生が自然にできること。また、学園のために尽くして、力を貸してくれる卒業生たちもたくさんいる。
 これからも、皆さんと同じような生徒達をどんどん卒業させていきたいと思う。人のために惜しまないという姿勢の人達を今まで通りに卒業させ、普連土学園のよい教育を守っていきたい。
 卒業生の皆さんが生徒だった頃と今は、少子化、家族構成、家庭環境、経済状況など、どれを取っても全く違うものとなっている。更には、共学人気・女子校不人気という状況の中、私立学校間の競争も激しさを増している。学園も昨年38回の学校説明会を行った。
 カリキュラムも時代に合わせて、どんどん変えていく必要がある。特にIT教育は必要不可欠であるが、費用も莫大な金額がかかる。
 3年前に「種まきファンド」を立ち上げた。学園の教育を更に良いものにしていくために立ち上げたのだが、たくさんの卒業生がそれに応えてくれた。とても感謝している。
これからも、個性的で面白い、人の役に立つような女性を育てていきたい。そのためには、「愛」と「教育」が必要。このことに対して理解して頂き、引き続き、協力をお願いしたい。




sk02 ★学事報告        校友会名誉会長・校長 青木 直人先生

【内容】
 今年のホームカミングでは、懐かしい顔ぶれに会うことが出来た。卒業生たちは、こちら側がほとんど覚えていない何気ないことをよく覚えていて、改めて責任の大きさを感じ、身が引き締まるように感じた。
 価値観の地滑りのような激動の時代となっている。「将来的には、AIにほとんどの職業が取られてしまう」ともいわれていて、不安を掻き立てることばかりが先行している。その中で思い出すのが、ユダヤの諺「全員一致は、悪魔の仕業」。1人1人みな違うのだから、全員一致はあり得ないという意味で、ユダヤ人の知恵が詰まった諺だと思う。この諺からも、皆が良いと思うことに対しては、本当か?と立ち止まって考えるようにしている。
 塾も「「これからの学校が、〇〇でなければならない」と学校を煽るようなことを言ってくる。「これからの時代の変化に対して、何をし、どういう人を育てていくのかをはっきり言った方がよい」とも言われるのだが、これに対しては疑問を持っている。
時代の変化に合わせて妥協するということも必要だとは思うが、ぶれてはいけないところは守っていきたい。1人1人全く違う人間が集まっているのだから、「より良い着地点は、対話でしか成しえない」と考えている。これこそが、コミュニケーション能力であり、最も必要な能力だと思う。
 身につけた能力を自分のためでなく、人のために使う。そういう人を育てるのが、キリスト教学校だと思う。
 時代の変化に合わせて揺れることはあっても、ぶれることはない。大事なことは100年先、1000年先でも変わらない。そういう姿勢の学校でありたいと思っている。
今後とも、さまざまな協力をお願いします。




【事務会議事】
以下の議事内容:議案については、全て承認された。

A 報告事項
A-1 2017年度 普連土学園校友会 年次報告
A-2 2017年度 普連土学園校友会 会計決算報告
A-3 会計監査報告
B 計画事項
B-1 2018年度 普連土学園校友会 年次計画
B-2 2018年度 普連土学園校友会 会計予算
C 奨学金の現状についての報告
D 付議事項
D-1 役員改選
D-2 指名委員の新任・再任
D-3 各委員紹介
D-4 同好会紹介
D-5 2018年度役員紹介




sk04
◇事務会後校友会ミニコンサートを開催

伊藤文枝先生のソロと校友会コーラス部の演奏
最後は校友生全員で「花は咲く」を合唱した。

 


第Ⅱ部 親睦会 13時~14時30分

〇親睦会   44回生から125回生まで、また関西支部の方も参加してくださり、楽しいひと時を過ごし、最後に普連土学園校歌を合唱して閉会となった。





※詳細は7月発行の「会報100号」に掲載いたします。