各教科入試傾向

各教科入試傾向

国語出題傾向

説明文や小説などを通して、国語の基礎的な読解力を見ます。説明文では、部分々々を読み取りながら、 文章全体としてどのような主張が述べられているのかが読み取れるように、小説では、出来事をきっかけとして 変化する登場人物の心情が読み取れるように、出題しています。 また、漢字は教育漢字を中心に出題。ことわざ、慣用句、文法などのことばなども、単なる知識としてではなく、 生きた言葉として理解しているのかを確認できるように出題しています。 1日午前4科と4日午前4科の出題形式は記述問題の比重が高くなります。出題方針や問題の水準に違いはありません。 2日午後2科については、出題方針や問題の水準に違いはありませんが、出題形式は選択肢問題が中心となります。

算数出題傾向

(1日午前4科・4日午前4科)
定型的なパターン問題だけでなく、基本からきちんと考える力があるかを試す問題を出題しています。計算問題、定型問題に続き、会話形式の問題を1題出題します。(会話形式の問題とは、途中にヒントとなるいくつかの小問をおき、それを利用して次の答えを導き出していく問題です。)途中過程にも配点しているので、途中式などの解答にいたるまでの考え方を解答用紙に記すようにしましょう。なお、1日午前4科と4日午前4科で、出題方針に違いはありません。
(1日午後算数)
50問×2点=100点の問題構成で、いわゆる一行文章題と計算問題のみの出題となります。問題の難易度は標準レベルが中心となりますが、試験時間が50分なので、速く正確に問題を解くことが必要です。他の入試回と異なり、解答用紙には途中式を書く欄がなく、解答のみ記すタイプになります。
(2日午後2科)
計算問題の後、定型問題を複数出題します。採点方法は1日午前4科・4日午前4科と同様ですので、2日午後2科も途中式など考え方を解答用紙に記すようにしましょう。

理科出題傾向

(1日午前4科・4日午前4科)
小学校の教科書を中心にさらに発展した問題について、物理・化学・生物・地学の各分野からほぼ均等に出題します。グラフや表の読み取り、計算問題、文章での解答を求める問題も必ず出題します。なお、1日午前4科と4日午前4科で、出題方針や問題の水準に違いはありません。

社会出題傾向

(1日午前4科・4日午前4科)
小学校で学習する内容をもとにさらに発展した事項も含まれます。地理・歴史・公民それぞれ各大問ごとに融合した問題が出題されます。3分野はほぼ均等に出題されます。時事問題や資料の読み取りも毎年出題されます。また、文章で答える問題も出題するので語句の意味や歴史的事件の意義を理解することも大切です。なお、1日午前4科と4日午前4科で出題方針や問題の水準に違いはありません。

帰国生入試

1日午前帰国生入試の問題は1日午前4科入試(一般入試)の国語、算数と同一の問題です。また、4日午前帰国生入試の問題は4日午前4科入試(一般入試)の国語、算数と同一の問題です。