ジョージフォックスツアー(8/11)

今日はジョージフォックスツアー9日目です。引率の先生から届いた8月11日の写真をコメントと共にご紹介します。

 

今日は特に女性のクエーカーにまつわる場所を巡りました。まずはスワスモアホールへ。ジョージフォックスの妻となったマーガレット・フェルの家だった場所です。

 

news17081201news17081202news17081203 ジョージフォックスが腰掛けた椅子などもあるダイニングは、今でもミーティングに使われているそうで、時間は経てども受け継がれているものを感じられました。

 

屋根裏は物置や裁縫を行う部屋として使われていたそうです。当時のイギリスの家庭の様子なども垣間見え、まさにタイムトリップしたような感覚です。

 

news17081204 生徒が着ているのは当時の衣装です。オコーナー先生が被っているのがクエーカーボンネットです。

 

ここで少しばかりのサプライズ。現地スタッフのモードさんが今日がお誕生日ということで、ハッピーバースデーの歌とともにケーキでお祝いしました。

 

news17081205 ひらがなの『おめでとう』の文字にとても喜んでくださいました。

 

午後はクエーカータペストリーミュージアムを見学しました。

 

news17081206news17081207 クエーカーにとって重要なメッセージや場面の数々を、クエーカーの方々が協力して作り上げた繊細な細工とともに見ていくのは、これまで学んできたことを改めてじっくり振り返る機会となりました。

 

news17081208 また、今回のツアーでは、宿泊しているホテルのほど近くにランカスター城があるということで、夕方からランカスター城見学ツアーにも行きました。ランカスター城は古くから牢獄として用いられ、6年前までは刑務所として使われており、裁判所としては今でも使われているお城です。ジョージフォックスも投獄された場所でもあります。

 

実際の法廷の様子をツアー参加者で再現したり、判決を待つ人が投獄されていた牢獄に入るなどの貴重な体験をしました。ジョージフォックスが投獄されたのもこのような環境だったのかもしれないと思うと、彼の意志の強さを感じます。内部のほとんどは撮影禁止だったので、その様子がお見せできないのが残念です…

 

news17081209news17081210 刑務所として用いられていた場所には、囚人たちの環境改善に貢献したエリザベス・フライに関するメッセージも残されていました。

 

news17081211 あれ、新しい囚人が連れてこられてますよ…!?

 

news17081212 今日の夜のリフレクションが、全員で揃ってできる最後のリフレクションでした。ここまでのツアーを振り返るなかで、各々成長した部分を見つけられたようです。

 

news17081213 明日ツアーから離れてしまうモードさんに、バースデーカードを渡し、これまでの感謝を伝えました。明日からはいよいよオックスフォード、ツアーもクライマックスです。