アメリカの学校生活<授業>

2016.2.16 国際交流 -世界に羽ばたく-
高校3年
熊澤佑香

lang_blog20160216005  私はAFSと いう機関を通して、アメリカのニューヨーク州に約一年間留学しました。
 アメリカの学校では、毎朝「忠誠の誓い」といって、クラスの皆が立ち上がって、各教室にあるアメリカ国旗に向かい右手を左胸に当て文句を唱えて一日が始まります。

 私の時間割は このような感じでした。(英語、美術、米国史、昼食、Acting、マネジメント/ビジネス、スペイン語、体育)日本のように生 徒はクラスにずっといて先生が教室に来るのではなく、生徒が先生の部屋をまわるというシステムです。授業の選択も、必修の科目もありますが、それ以外はすごく自由で、日本にはないユニークな科目がたくさんありました。例えば、私が取っていたActingというクラスでは、演技をしたり、人前でスピーチをしたりしました。
 他にも、ギターを習うクラス、写真の取り方を習うクラス、クッキング、ファッション、犯罪について学び、実際に刑務所に行ったりするクラスなどです。このようにバラエティ豊かで、また興味のあるものを絞ってより深く学べるシステムはとても魅力的でした。

 また、アメリカの授業の特徴は、日本でよく見られる受け身の授業ではなく、生徒が積極的に授業で発言したりディベートに参加するという所で す。米国史の授業で第二次世界大戦について習っていて、神風特攻隊や原爆についての話をしていた時がありました。私は一人の日本人として、アメリカが原爆を落としたこと を日本ではどのように教えているのか、私はどう思うのかを聞かれ、私もまたアメリカ人のクラスメートの意見を聞く事ができた貴重な経験でした。