入試問題に関するQ&A

入試問題に関するQ&A

中学入試問題に関してよくある質問とその回答です。

  1.国 語   2.算 数   3.社 会
  4.理 科


1.国 語

Q.漢字の「とめ」、「はね」、「はらい」はきちんとしていなければ間違いや減点になりますか?

「とめ」、「はね」、「はらい」が不正確であったり、文字のバランスが著しく悪い場合は、減点の対象になる場合がありますので、特に漢字問題の解答の際には、「とめ」、「はね」、「はらい」には注意してください。

Q.記述式解答の問題に部分点はありますか?

解答の要点ごとに、部分点があります。
解答に必要なすべての要点がなくても点数が入ります。

Q.記述式解答は文の途中で終わっていても点をもらえますか?

点数は入りません。
文は句点(。)まで書いてあって成立します。
文の途中で終わっている場合は、その文の意味が確定しないので採点の対象になりません。

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2.算 数

Q.記述が苦手です。途中式を書かないで答えのみだと減点されますか?

解答用紙に「式」の欄がある問題は、途中式や考え方が書いていない場合には減点の対象となります。たとえ答えが合っていたとしても、途中式が誤っている場合は減点の対象です。ただし、記述式の問題を出題している理由は、整った解答が書けていないから減点するためではなく、正しい考え方をしている解答に対して出来るだけ加点するためです。模範解答のような答えではなくて大丈夫です。正しい解き方をしていることが確認できれば、答えが間違っていたとしても加点します。メモ書きのようなものや筆算なども、「式」の欄に書いてあれば加点の対象になります。

Q.単位を書かないと減点されますか?

単位が重要な問題では減点します。単位をつけて解答することは、数をイメージする上で大切なので、問題とは関係なく、是非習慣づけましょう。

Q.どうしたら会話問題が解けるようになりますか?

会話問題にはヒントがちりばめられており、内容を理解しながら読み進めていけば、大分解きやすくなります。まずは時間を気にせず、親子でご一緒にじっくり内容を確認しながら解いてみてください。問題に慣れることが大切なので、過去問で何度も練習してみましょう。

Q.どういった分野がよく出題されますか?

まんべんなく出題していますが、特に出題している単元は「計算」、「規則性」、「特殊算」、「場合の数」、「図形」、「速さ」です。表面的にしか理解していないと間違えるような問題も出題しています。本質的に理解するために、日頃から問題を解く際になぜそうなるのかを意識するとよいでしょう。また、どうやって解いたかを人に説明することで、理解出来ているか確認することができます。

Q.算数が苦手ですが、どんな勉強をしたらよいですか?

まずは計算問題、一行文章題、定型問題といった定番問題を問題集などでよく練習するのがよいでしょう。ただ公式を当てはめるだけでは間違ってしまう問題も出題しますので、解き方を丸暗記するのではなく、理解して解けるようにしましょう。

Q.1日午後算数入試では、どの位得点できれば合格出来ますか?

年度によって変わりますが、2021年度は62点、2022年度は72点、2023年度は58点が合格ラインでした。


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3.社 会

Q.社会の用語を漢字ではなくひらがなで書いたら間違いや減点になりますか?

漢字で答えなければならない解答は、問題文に必ず指示があります。問題文に指示がなければ、ひらがなでも減点になることはありません。
都道府県や教科書レベルの人物名などは、漢字で書けるようにしておいてください。

Q.論述問題では、部分点はありますか?

解答の要点ごとに採点していますので、完璧な解答でなくても部分点があります。ただし、文章として成り立っていることが必要ですので、日ごろから文としてまとめる練習をしましょう。

Q.時事問題は出題されますか?

多くはありませんが、数問出題されることがあります。出題する場合は受験年度の9月(小学校6年生の9月)までの内容から出題します。時事的なことを直接解答する以外にも、時事を題材とした問題が出題されることもありますので、日ごろからテレビや新聞などで社会の動きに関心をもちましょう。

Q.過去問は解いておいた方がよいですか?

地理・歴史・公民分野が融合した問題になっていますが、過去問題を通してひとつひとつの知識を確認していくことは十分練習になります。まずは分野に偏りなく基本的な知識をおさえておきましょう。

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4.理 科

Q.記述問題で、書くときの注意点はありますか?

因果関係の説明では原因と結果を、比較の説明では対象の違いを意識しましょう。
計算式も解き方の説明です。問題文中のどの数値を用いたのか相手にわかるように書きましょう。

Q.グラフを書く問題で、書く時の注意点はありますか?

以下の手順で書くことにより、正確なグラフが書けます。
  1. 縦軸と横軸を決める。
  2. 縦軸と横軸に数値をふる。
  3. 縦軸と横軸に単位を書く。
  4. 問題文で与えられた値をグラフに書く。
  5. 縦軸と横軸の関係性がわかるように線を引く。

Q.部分点が入る問題はありますか?

途中の計算式を書く問題には、部分点があります。

Q.よく出題される分野はありますか?

物理・化学・生物・地学の4分野からバランスよく出題します。
問題は毎年、物理、化学、生物、地学の順番で出題されますが、自分の得意な分野から解き始めるとよいでしょう。

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