イタリアの学校生活<授業>
私は、AFSという機関を通して約1年間イタリアに留学をしています。私が住んでいる San Donato Milanese(サン・ドナート・ミラネーゼ)は、ミラノの中心から地下鉄で30分くらいの小さな町です。
私が通っている高校は liceo scientifico(リチェオ・シェンティフィコ)という数学や理系科目に力を入れているタイプの学校です。9時半から15時まで、50分授業が6コマあります。昼休みはないため、家に帰ってから昼食をとります。宿題の量が多いため、学校の後は午後ほとんどを勉強に使う生徒が大半です。科目は、イタリア語、歴史、英語、数学、化学、生物、物理、地学、哲学、デザイン、IT、体育などがあります。私は普連土学園では文系選択なので、イタリア語で理系科目を勉強するのはとても大変ですが、プログラミングや設計の授業などもあり興味深いです。英語の授業で日本についてのプレゼンをしたり、イタリア語の文学の授業で短歌についてのプレゼンをしたりと、日本の文化について改めて見つめ直す機会も多くあり新鮮です。
頻繁に起こる公共交通機関のストライキなど、カルチャーショックを感じることは少なくないですが、おしゃべり好きで温かいイタリアの人たちに囲まれて、充実した留学生活を送っています。あと半年、周りの人への感謝の気持ちを忘れずに過ごしていきたいと思います。