フランスに留学しています

2024.2.21 国際交流 -世界に羽ばたく-
高2
奥山 結麻

news2024022101 フランスに留学して4ヶ月が経ちました。
 今私が住んでいる街、シャティヨンはパリから40分ほどの場所にあります。都会ではありますが、東京よりごみごみしておらず広い印象です。
 ホストファミリーは両親と19才と17才のホストシスター二人(17才のシスターはアメリカに留学中)の4人で、とても親切にしてもらっています。休日には一緒にパリや田舎にある家に出かけたり、19才のホストシスターとは学校後に買い物や映画鑑賞をすることも多いです。

 フランスでの生活で驚いたことは数多くありますが、特に会話の多さには驚かされます。学校でも家でも流れるように話の主題が変わる上に早口で議論するので、最初の頃は話を聞くだけでも大変でした。ホストマザーになぜフランス人がこんなにも議論をするのか聞いたところ返ってきた答えが印象的だったのでご紹介します。
 「議論することはお互いにとってプラスになるから。例えば、Aという意見を持った人とBという意見を持った人がいる。各々の意見は違うけれど、議論することによって新しいCという案が生まれる。だから議論は面白いし、私はこうやって新しいアイデアを出すのが好きなの。」
 フランスではよく理由と一緒に自分の意見を言うことを求められます。それが相手の意見と合わなかろうと関係なく言う必要があるので初めは遠慮していましたが、合わなくても一つの意見として認めてもらえると分かってからは遠慮なく伝えられるようになりました。
 他に特筆すべき事といえば、やはり美術館と飲食店の多さです。文化の中心地なだけあり、テレビで見るような有名美術館からあまり知られていない穴場まで美術館賞を楽しむことができます。またフランスの文化は食を大切にしているので、日常的に美味しいものを食べることができます。

 留学生活はまだ半分以上残っています。後悔の無いよう楽しみ、充実したものにしていきたいです。