第1回 学校魅力探しワークショップ

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カテゴリー ワークショップレポート

開催日時: 2026年2月21日(土) 11:45~15:00


開催場所: 普連土学園 ローズホール


参加人数: 計57人 (在校生・卒業生・教員・アーキシップスタジオ)

目的

1. 普連土学園の魅力を改めて発見すること
2. これからの学校づくりのヒントを集めること
3. 立場を超えて対話すること

当日の流れ

・キックオフ
・【Program1】フィールドワーク
・ミニレクチャー
・【Program2】グループワーク
・学校づくりパートナーの募集

【Program 1】 フィールドワーク(65分)

本プログラムの目的は、普連土学園の校内を実際に歩きながら、参加者それぞれにとっての『普連土学園の『好き』を改めて探し、「好き」をこれからの新校舎づくりにつなげていくことです。ただ場所を探すのではなく、「なぜそこに惹かれるのか」「どのような時間や空気感が心地よいのか」といった視点を言語化してもらいました。

参加者の皆さんには、タブレットやスマートフォンを用いて、校内を自由に歩き回りながら写真を撮影していただきました。撮影対象は特に限定せず、場所・もの・風景・光や影の入り方・人の気配など、「なんとなく好き」「思い出がある」「いいなと思う」と感じたものを自由に記録してもらいました。正解を設けず、それぞれの感覚を尊重することを重視しました。

集まった写真

参加者から集計した写真と、それぞれが選んだ理由を照らし合わせることで、場所そのものの魅力だけでなく、そこに込められた思い入れや、日々感じている気持ちが浮かび上がってきました。同じ空間であっても、人によって記憶や感じ方は異なり、それぞれが校内で時間を過ごす中で多様な体験を重ねていることが伝わってきました。

写真に写っているのは単なる風景や空間ですが、その背景には「友人と過ごした時間」「一人で落ち着いた時間」「行事の思い出」など、目に見えない体験や感情が存在しています。本ワークショップを通して、普連土学園の空間は、日常の中でさまざまな物語を生み出している場であることを改めて実感する機会となりました。

【Program 2】グループワーク(65分)

問1:普連土学園の『好き』にタイトルをつけてみよう!

フィールドワークの後には、撮影した写真の中から「これはみんなに伝えたい」と思う1枚を選んでいただきました。1つ目のグループワークでは、その写真にタイトルを付け、選んだ理由を言葉にしてグループ内で共有しました。このプロセスを通して、漠然とした『好き』を、より具体的に言葉で表現する時間となりました。

問2:改めて普連土学園の魅力とは?

その結果、外構や中庭、緑のある場所、光や風を感じられる半屋外空間などが多く挙げられました。また、通路やベンチのある余白空間など、本来は主役になりにくい空間にも多くの関心が集まっていました。

このフィールドワークを通して、普連土学園の魅力は特定の機能空間だけでなく、「外とつながる環境」や「余白のある場所」、「それぞれの過ごし方を受け止める空気感」に支えられている可能性が見えてきました。本ワークショップで可視化されたこれらの視点は、今後の新校舎の基本計画において、空間構成やコモンズのあり方を検討する際の重要な手がかりとなっていきます。

また、在校生、卒業生、教職員などさまざまな立場の方々が対話やグループワークに積極的に参加されており、140周年記念館に対する関心の高さと、学校づくりに主体的に関わろうとする姿勢が強く感じられる場となりました。立場や世代を超えた意見交換が行われたことで、学校の未来をともに考える土壌を作ることが出来たことも、第1回ワークショップの大きな成果の一つであると考えています。

ミニレクチャー

新しい学びのかたちを考える

アーキシップスタジオによるミニレクチャーが行われました。フィールドワークでの発見も踏まえながら、これからその発見がどのように学びのかたちとして活かしていけるのかについて考える時間になりました。

成果物

プロット図

参加者には写真を撮影した場所にそれぞれシールを貼ってもらいました。このようにプロットしたことにより、普連土学園のあらゆる場所に参加者のそれぞれの「好き」な部分が存在していることが可視化されました。

普連土学園の『好き』にタイトルをつけてみよう!
普連土学園の『魅力』とは?

ワークショップの様子

次回のワークショップ

今回のフィールドワークを通して見えてきたのは、普連土学園の魅力が、教室や体育館といった明確な機能空間だけではなく、外とつながる環境や余白のある場所、そしてそれぞれが過ごした記憶によって作られているということでした。

次回のワークショップでは、これらの気づきを踏まえ、「コモンズ(居場所)」をテーマに、より具体的に新校舎の空間のあり方について考えていきます。にぎやかに集える場所、少人数で語らえる場所、一人で落ち着ける場所など、多様な過ごし方を受け止める空間をどのように計画していくかを、皆さんとともに検討していく予定です。

第1回で共有された「好き」という感覚や日常の体験を出発点としながら、それらをどのように未来の校舎のかたちへと発展させていくことができるのか。引き続き、対話を重ねながら、普連土学園らしい居場所づくりを探っていきます。

新校舎建設
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