学園紹介
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教育理念
 万人に「神の種子─神から与えられた素晴らしい賜(タラント)・内なる光」が存在することを信じ、一人ひとりを大切にして豊かな心を涵養し、与えられたタラントを十二分に伸ばし、将来、社会に貢献できる誠実な女性を育てることを目標にしています。




沿革
普連土学園沿革写真1
普連土学園沿革写真2
 1887年(明治20年)、米国フィラデルフィアのフレンド派(友会徒、クエーカーともいう)婦人伝道会の人々によって、当時米国に留学していた内村鑑三と新渡戸稲造の提言により、女子教育を目的として創立されました。以後120余年にわたり、普連土学園は、誠実であること、勤勉であること、簡素であること等を重んじたフレンド派(FRIENDS)の教えをもとに、相互の信頼関係を大切にした心の通い合う温かい学びの場となっています。
 校名の「普連土」は、津田塾大学の創立者 津田梅子の父 仙氏により、FRIENDの語の音をとって、命名されました。そして、この校名には、学園が「この地上の普遍、有用の事物を授ける」真理探究の場となるようにとの願いが込められています。




建学の精神 エスター・B・ローズ※のことば
エスター・B・ローズ
 普連土学園(FRIENDS SCHOOL)は、キリスト教、特にクエーカーの精神に基づいて、若き女性がより高い人格の完成を目指して学ぶところです。17世紀半ば以来、クエーカーとも呼ばれる友会徒(FRIENDS)は、万人のうちに“神”、すなわち“真理の種子”が存在するという確信によって、神と人、人と人の関係を育ててきました。したがって教育の働きは、この各人に与えられた尊い真理の種子─賜─を育てることにあります。私達は、生徒が豊かな個性を伸ばしつつ、知恵においても、肉体においても健やかにたくましく成長し、神にも人にも真に愛され、世の役に立つ人となることを念願しています。
 この学校をお選びくださるご家庭は、「すべての人間に対する尊敬の念」、思想、言語、行動における「誠実さ」、および生活上の「簡素」という徳性がお嬢様方のうちに成長していくよう、またこれらの徳性が物質万能主義を遠ざけ、人生にとって永続的な価値のあるものに、時間と精力を捧げるための原動力となるものであることを体得できるよう、学校と共にご協力くださると信じています。
※エスター・B・ローズ(元普連土学園理事長、校長)
 1896年米国フィラデルフィア市生まれ。1921年インディアナ州アーラム・カレッジで理学士取得。1921年から1960年、普連土学園へ奉職の傍ら、戦争中はアメリカン・フレンズ奉仕団(AFSC)の一員としてカリフォルニア州の邦人抑留キャンプで奉仕活動・邦人の待遇改善等に専念した。戦後はAFSC日本支部長としてララ物資を通じて困窮した日本人の生活を援助した。また、エリザベス・G・ヴァイニング夫人の後任として皇室の英語教師を約10年間務めた。津田塾大学、国際基督教大学の理事を歴任。1960年勲三等瑞宝章受章、1979年没。