教育内容
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教科の特色・目標
クエーカー・スクールの教育について
 日本では普連土学園が、フレンド派(クエーカー)唯一の学校となっていますが、世界には小・中・高校、大学まで含めると約200校あります。アメリカのフレンド教育協議会に参加しているクエーカー・スクール(加盟校21州80校、生徒数20,600名、教職員4,560名、理事1,190名)では、下記を目標に教育を行っています。本校もこれに加盟し、クエーカー・スクールの一員として、この目標を共有し、知性のみならず心の成長と人格の形成を目指した教育を実践しています。
クエーカー・スクールで行っているのは
  • 毎日の生活において探求し、思索し、行動することを通して学ぶこと。
  • 困難を伴っても主張が異なる意見を尊重して、真理を探究すること。
  • 諍い(いさかい)を、お互いに尊重し合い、意見に耳を傾けることによって解決すること。
  • 私たちの社会における、多様な文化・宗教の価値を認め、受け入れること。
  • 積極的な奉仕の精神を身につけ、社会に善をもたらす働きをすること。
  • 人間の根本にある、善悪を判断する信念に従って、勇気をもって行動すること。
    ー1689年以来、合衆国で最初に開設された学校も含む、3世紀に渡るフレンド派の教育を記念してー
    (フレンド教育協議会参加校統計より2007年7月現在)フレンド教育協議会
What do we do in Quaker schools?
  • Learn through inquiry, reflection, and action in daily life.
  • Search for truth, valuing the challenge of competing ideas.
  • Resolve conflicts through respecting and listening to each other.
  • Value and embrace the diversity of cultures and religions in our communities.
  • Work for the good of society through active service learning.
  • Act courageously in alignment with core moral beliefs.

    Celebrating three centuries of Friends education, including some of the nation's first schools,
    since 1689
    Friends Council membership information as of July 2007
    The Friends Council on Education
 
教育の特色
 普連土学園では、創立当初より一人ひとりに目の行き届いた細やかな配慮ある教育を心がけています。「礼拝」「奉仕」「国際理解」「勉学」を通じて、生徒に与えられた賜(タラント)が開花するよう丁寧に指導します。
【中高一貫教育】
 シラバスに則る学習の積み重ねによって、基礎的な知識を正確に習得させ、応用・発展へと繋げます。さらに、学問に対する興味を深め、自発的な勉学を促し、個々の夢の実現に向けて着実なステップを歩ませます。
 中学では基礎力の向上をはかるため、国語・数学・英語で小テストを頻繁に行い、合格点に達しない生徒に対しては再テストを実施しています。中高一貫校のため、中3になると主要教科は高校分野の学習を行います。高2から文系・理系に分かれますが、数学は高2まで必修で、国公立を目指す文系の生徒も高2までには大学入試範囲を修了します。高3では、生徒の力を様々な観点から伸ばせるように選択授業を多数設けています。

【外国語教育】
 中1より、ネイティブ教員によるEnglishの授業を行い、生きた英語力が身につくようにしています。アメリカ・イギリス等からのゲストによる英語での礼拝、授業への参加、交流を通して、生徒の英語への関心を引き出しています。また、ゲストの方々により生徒は国際理解を深めています。

【進路指導】
 生徒は、本校独自のSFS(Self Family Society)プロジェクトにより、自分の将来に積極的に関わるという姿勢を身につけます。職場訪問、職業講演会、大学在学生による進路相談会、教員との面談等を通して、自己の適性・希望に基づき進路を決定します。教員はその実現に向け一丸となってバックアップします。

【礼  拝】
 毎朝の礼拝を通して豊かな心を涵養します。毎週水曜日に行われる沈黙の礼拝は心安らぐ「静かな祈り」の時間であると同時に、自己と向き合う「深く考える」時間ともなります。

【情報教育】
 コンピュータのスキル習得に加え、情報を取り扱う際に必要なマナーやルール、情報発信時における危機管理意識を定着させ、高度情報化時代に対応できるようにします。