普連土学園にこころをお寄せくださるすべての皆様に感謝申しあげます。
第59回学園祭、昨年に引き続き出口の見えないコロナの影響により、今年も異例ずくめの開催となります。
きりのない制約の中でも、多くの生徒たちが様々な工夫を凝らして準備に携わりました。どれだけ多くの壁があろうとも、その中で一人ひとりが与えられた義務を精一杯果たしていく。そこに存在する、人間の精神ぎりぎりの、真の自由の意味を否が応でも考えさせられています。
今回のキャッチコピーは「Umbrella―虹が架かるまで―」。いま私たちは、先の見通せないコロナの感染拡大という長い長い雨の中で、傘をさしています。いつまでこの雨模様が続くのだろうと嘆くだけでは希望はありません。でも、この雨があがればかならず虹が架かると信じられるなら、そこには希望が湧いてきます。旧約聖書の世界では、虹は神さまといのちあるすべての存在との約束のしるしです。いまはまだ虹は架からないけれど、たしかな希望として、関わった生徒一人ひとりの胸のうちに既に美しい弧を描いています。
普連土生はこの長雨の中で、どのような希望の虹を描いたのでしょうか。
この学園祭を通して、いかなる試練の中でも失われることのない、普連土学園という共同体の希望を感じ取っていただければうれしく思います。
今年度も無事に学園祭を迎えられたこと、大変嬉しく思います。今年は去年にも増して数え切れないほど多くの制約があり、予定も企画も、立てては変更しての繰り返しでした。そのような中で決めた今年度の学園祭のテーマは「Umbrella -虹がかかるまで-」です。雨の日に傘を差さなければならないように、コロナ禍で様々な制約があっても、個性豊かな色とりどりの傘が織り成す景色を愉しもう、雨風を凌いだ後に綺麗な虹が空にかかるように祈ろう、という意味が込められています。
今年度は学園祭を開催するにあたり、多くの方々にお力添えをいただきました。改めて心より感謝申し上げます。虹のようにキラキラと輝く普連土学園の魅力が引き出せるよう、今日まで精一杯努めてまいりました。皆様にとって今年度の学園祭が心に残る素敵なものであれば幸いです。
本日は第59回普連土学園学園祭のHPにお越し頂きありがとうございます。
今年も昨年と同様、例年とは異なる形での開催となりました。
異例の開催の裏には、学園祭を成功させようという強い信念を持ち、努力を惜しまない実行委員会の姿があります。「雨降って地固まる」というように、不安定な社会情勢の中、何度も大きな困難の雨にさらされ、その度に自分たちができる最善の方法を考え乗り越えてきたからこそ強い土台ができたのだと思います。
どのような形式であろうと、そんな私たちの晴れ舞台である学園祭が無事に開催できることを心から嬉しく思います。
今年の学園祭のテーマ「Umbrella〜虹が架かるまで〜」。一人一人の努力がぎゅっと詰まった小さな雨粒となり、輝かしい虹となって学園祭を明るく照らしてくれると信じています。
最後に、学園祭実行委員会をはじめ、学園祭を開催するにあたりご協力頂いた皆様、そして本日学園に興味を持ちHPを閲覧して下さった全ての皆様に心より感謝申し上げます。どうぞお楽しみ下さい。